2017年02月13日

赤川次郎:三毛猫推理



「三毛猫ホームズの推理」赤川次郎:著 光文社文庫
とうとう読み始めました赤川次郎です。何故か躊躇っていたのに、文楽入門なぞというのを読んでしまったがためにこうなったのだ。そう、1分先は何がどうなるやら解からないのだ。人生ってそういうものなんですね。まあ成るようになったのだ。読んでみて成るほど面白くて、上手です。込み入った複数の事件を読者の頭脳が絡まないように進んでゆく展開は多分上手いから出来るんでしょう。猫に頼る所はSFですがこれを外すと極めて味気ないものになるのでしょう。とぼけてホンワカ風だけど、事件や行動は生臭くも有りで、結局何でもアリのシリーズなのでしょう。続けて読みたくなる片山君です。図書館に予約してある本が3冊あるんだけれど、「海のみえる・・・」は結構な順番待ちだそうです。居るんですね
  


Posted by 新茶 at 13:30Comments(0)