2011年09月19日
「あやつられ文楽鑑賞」
何日か前に書いた「仏果を得ず」の三浦しおんの「あやつられ文楽鑑賞」です。今朝落語の本のことを書いた後、プールで泳いでこようと思ったのだけれど、この本が面白くなって、途中で止められなくなったのでプールに行かずに読み続けてしまいました。読み落としの無いようにと、ゆっくり噛み締めるように読みました。仏果・・はとても面白い話だったけど、今度のは面白くためになる解説文で、まるで目の前で演じられているようです。三浦しおんは読者の掴みがとにかく上手!恥ずかしいことですが、判官びいきの語源を始めて知りました。日本文化はこんなもんだろうと箍を括ってはいけませんね。とんでもない文化を日本人は持っています。二冊を続けて読むことをお薦めします。読まないと損。後悔します。
Posted by 新茶 at
23:12
│Comments(0)
2011年09月19日
はなしにならん!
面白い。このまえに読んだ「はなしがちがう!」田中啓文 著 集英社文庫の2が「はなしにならん!」です。ドタバタの連続でバカみたいな話しですが、これはこれでいいのだ!。でも落語と漫才コントとの違い、また古典芸能とは?の問題提起は面白い。ともあれ、このシリーズはどこまで続くのだろうか?次にはどんなドタバタが展開して、竜二くんがどんなふうに荒波を乗り越えて行くのかを期待しています。それにしても大阪の描き方がいい。よくは知らないけどね。多分、文化の根付き方が直截なんだね。
Posted by 新茶 at
09:34
│Comments(0)