2012年01月13日

「プラ・バロック」結城充孝:著、光文社文庫

本ばっかりでつまらないとお嘆きの方々には誠に申し訳ないのですが、またしてもミステリーなのだ。それも近頃ありがちなな女刑事(敏腕)です。意地悪な本庁のキャリアも出てくるし、女刑事を支える同僚や老刑事も出てきて同じじゃん、でもこれはちがうんだな。引っ張られちゃいました。設定が何か新しいにもかかわらず、見たこともない、行ったこともない場所の映像を頭で描くのがスムースなんです。凄惨な場面も多くて普段は躊躇する場面にも眼は怯むことなく追い続けることができます。なぜでしょう?なにかが上手。以前読んだ、「ストロベリー・ナイト」の原作も面白かったけど、これもまたいーい!

 話変わって、病院です。寝たきりの母を病院に連れて行ったのですが、待ち時間の長いこと。本を持っていくのを忘れたので、家に戻っろうとしたら、すぐに順番がきますと言われたけど延々と1時間半待たされた。しょうがないのだけれど、よれよれの老人を車椅子で待たせるのは辛いし、付き添いの私も本を読めなくて辛かった。現代は渋滞とか、行列とかで長時間待つことが普通にある状況なんですね。情報などは瞬時に手に入るのに。アナログは時間がかかるんだね。覚悟する、または諦めないとね。
 もう一つ、地盤調査の現場で車をバックさせていたら水道管を破裂させてしまいました。水が吹き上げて、もう大変!。水道屋さんに急遽来てもらって止めました。バックする時には気を付けましょう。現場も大きく印して車が載らないような策を講じておきましょう。それにしても注意力散漫な人間ですね。(生まれた時からでごわす)  


Posted by 新茶 at 10:06Comments(5)