2012年01月23日

浮月楼

昨日初釜に誘われて浮月楼に行ってきました。吉田五十八の設計だったそうでディテールは流石に数奇屋を更にアバンギャルド(意味重複!)にした現代数寄屋でした。廻縁の無い目透し天井、敷居、鴨居の偏溝(こういうかな)、欄間、天井、床の間等興味はあちらこちらに目移りしてしまい、首が痛くなる程でした。しかし時間が経っている為に、アバンギャルド故の破たんは如実に現れています。施工もさぞ難しかったでしょう。ここまでやるー?が感想の一言です。とても普段食することが出来ない点心を頂いて、おいしい茶を啜って、貴重な茶道具も拝見出来て、和装の眉目秀麗なる女性も大勢居て大変充実した一日でした。母を病院に届けて、そのまま静岡に行ってしまったので、少し後ろめたく帰還しました。浮月楼の写真撮る時間が無かったので、残念!
  


Posted by 新茶 at 15:58Comments(2)