2012年01月19日

「プリンセス・トヨトミ」万城眼学:著 文春文庫

 夕飯に食べたキャベツの煮込みは旨かった。ベーコン、トマト、玉葱、じゃが芋、セロリ、酒を昨日の夕方から煮て、今日の夕飯に食べた。粒マスタードとケチャップを足して、最後に残りのスープにご飯をいれて、おじやも食べた。幸せなあったかいごちそうでした。我が家の定番ですけどね。

 著者の読みはマキメ・マナブだそうです。荒唐無稽なエンターテイメントだが読み手を本当の大阪に連れて行ってくれる。登上人物が個性満載でコンガラガルことがないし、事件の連続でノンストップです。伏線は父と子。読み終わったら大阪に行きたくなりました。ステレオタイプだろうがコテコテなんだろうがいいじゃないか、腹の底から笑えればね。あとがきの大阪案内は秀逸で音や匂いまで想像しちゃいます。それにしても友人のAさんは面白い本を探してくるね。感謝します。

「鴨川ホルモー」も読んでみようかな。

本とは関係ないけど、謝るべき時に「遺憾です」は禁止したいね。責任逃れの感じがする。  


Posted by 新茶 at 22:45Comments(2)