2013年11月25日

ゴシックと山口晃



今朝の静岡新聞にあの中世専門の木俣元一教授のコラムが載っていた。「ゴシックの聖堂1」。シャルトルの大聖堂のいわれとマリア信仰(世界中の人間に共通な母への思い)についてである。写真はモノクロなんだけど、2002年の芸術新潮の「フランスの歓び」特集のp168にカラー写真が載っている。前日の書評に「日本美を哲学する」が載っていて、ゴシック等の解説があり、この本を読んでみよう。新聞の連載はゴシックの歓びを知るのには好都合みたいで、2が楽しみ。

右は例により、親鸞のカット絵です。人間の表情や衣服の描き方、はたまた構図に感激です。息子の嫁涼の切り取り方、髪の流れ等素晴らしいの一言です。親鸞は日常と信仰の狭間に置かれている。話しの行く末も気がかりです。  


Posted by 新茶 at 09:10Comments(0)