2015年09月03日
五輪ロゴ&安倍清明
「陰陽師」夢枕獏:著 文春文庫の飛天まで読んだ。平安時代というのは真に雲や霞に隠れて茫洋としてボヤケテみえるのだが、これもその時代の人の心持が読めないからです。要するに知らないからです。少し知るとピントが合ってきて描けます。だから読みました。安倍清明からこの時代に入るとこの時代の色合いのある雰囲気が探れます。非科学的だけど、人間は今と変わらないで縦列が好き(単純だから)。でももっと生物的です。当たり前だけどね。私自身はとっても嫌いな、いやまったく信じていない呪術や魔法なんだけど、この短編の物語を連ねて読むと人の心情の面白さは格別です。だからもう少し続きを読みます。他のジャンルも鋏んで。
五輪のドタバタは、あのおもてなしの笑顔の裏に隠れていました。ザハ、佐野では無くて彼らの裏でなにか無責任な目論見があったことは歪めません。裏方も当事者どちらもデザインという美学を弄んでいます。コンパクト、エコロジーは何処にいってしまったというか、潔くない連中ばかりですね。提案:64年のポスターの1964を2020に変えるだけの64の全くのコピーとする。まさに亀倉にリスペクト
Posted by 新茶 at
07:51
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