2012年04月24日
我田引水を耳まで
音楽の事が途中な気がしたので、入れる。上2枚は音楽三昧という楽団の「ラヴェル1、2」、下の左はタブラトゥーラの「バカボンダジョ」、右はウアクチの「MAPA]です。音楽三昧のリーダーの田崎氏はタブラトゥーラのフィドル担当他幾つかの楽団で活躍してます。ラヴェルという現代に近い音楽を古楽の音色を織り交ぜながら違う音楽かと思わせる程闊達に表現しています。イキイキとね。「コレハチガウ」って云う人がいるかもしれませんが私はこれが一番好きです。ピアノのコンチェルトは落ち付過ぎて現代を表現できていないと思ってしまうほど、この楽団の切れ味はモダンです。もし「ボレロ」以外のラヴェルを聞いたことがないのなら是非この楽団から聞くことをお勧めします。ちょっと罪深いかな?ピアノでいいのは、アルゲリッチで、2台のピアノと打楽器はアフリカのプリミティヴさが見えてコレハコレデイイ。
右下のウアクチって云う楽団はブラジルの前衛音楽の楽団って云うことになっていますが、メロディーは極めてメランコリックです。楽器は自分達で作リます(創作楽器)し、コンピュータも駆使します。メランコリックなメロディーの根底にはボサノバやブラジルの民族音楽の影響も色濃く出ています。6曲目はラヴェル「ボレロ」です。
以前書いた左下のタブラトゥーラは中世楽団ですが。自作の曲目も多く和物を上手に、ユーモアを加味しながらアレンジして、突拍子もなく自然に中世音楽にしてしまいます。昔浜松で演奏会が有りました。また聞きに行きたいのダジョ。
Posted by 新茶 at
15:05
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