2012年04月05日
雨の珍道中
薬師寺の修二会、桂離宮、修学院離宮を二日間で回りました。とてもいい天気の日の修二会では、無料の弁当を頂いて、お能も観覧しましたが、狂言の演目が酒飲みの話だったので、EBISUさんには大受けでした。夜は京都に戻って白川沿の夜桜見物の後、高瀬川沿いでお好み焼きを4名で色とりどり突いて腹いっぱいでした。グルメキドリの私にはお好み焼きなるものは不明のジャンルなのですが、何故かしっくりくる食感で、えもいえぬ旨さを味わいました。何かが違う。次の日は予報通りの雨。そぼふる雨の桂離宮。先導する係員さんは雨の離宮がいいんだと力説していたのだが、遠回しに慰めが見え見え。確かに石、木、苔がくっきりみえる。見るものすべてに際どい遊び、そして危うい高貴と虚栄が何処かに見え隠れしながらも且つ満ち溢れている。本当に、実感として頂点だと思う。故に観覧のシステムには不満が残るが、致し方ないのだろう。また一方の庭の頂点である修学院離宮では、雹に振られて、参観中止の危ういところを強行してくれた係員さんに感謝でした。大雨だったので、茶屋の雨戸の大部分を締めてあったので、内部を通してみる遠景という希望が叶わなかった。残念!次回に希望を繋げよう。修学院はディテールもいいんだけど、全体の構成が読み取れないとこのスケールの感覚は無意味に感じるかもしれない。まさに景色、風景という概念はここで発揮されてくる。気持ちよく晴れた日にこの景色なるものを味わってみたいものだ。

僧侶の方々が日差しを避けるために扇を額に翳してお能を観覧

白川沿いの桜と月で西行を偲ぶなあんちゃって、腹減って死にそう!
今、宮内庁に電話でブログに写真を載せても良いのかって聞いたら「基本的にお断りしています」ということなので残念ながら、私の桂と修学院への視点は見えなくなりました。後の人の為に従います。
いつの日か角屋、細見美術館、河井寛次郎記念館に行きたい。晴れた桂と修学院もね。
PS:一番お気に入りの一枚だけ載せちゃう

立体的水墨画フリーハンドでごじゃる。浮遊の論理で候。御免なさい。処分されるかも
僧侶の方々が日差しを避けるために扇を額に翳してお能を観覧
白川沿いの桜と月で西行を偲ぶなあんちゃって、腹減って死にそう!
今、宮内庁に電話でブログに写真を載せても良いのかって聞いたら「基本的にお断りしています」ということなので残念ながら、私の桂と修学院への視点は見えなくなりました。後の人の為に従います。
いつの日か角屋、細見美術館、河井寛次郎記念館に行きたい。晴れた桂と修学院もね。
PS:一番お気に入りの一枚だけ載せちゃう
立体的水墨画フリーハンドでごじゃる。浮遊の論理で候。御免なさい。処分されるかも
Posted by 新茶 at
17:39
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