2013年12月18日

映画、親鸞、本



「楽隊のうさぎ」をサルナートで観てきた。甥の娘が出ているので、姉がチケットをくれた。見る側に「こうなんじゃないか」「あーなんじゃないか」と考えさせる内容です。しかし今の子供達を見ていれば判る。語らないのである。喋らないのである。言葉を使わない、無口な少年少女が多い。自分もこの時期の頃はそうだったのかもしれない。自分の言葉を持つには時間が必要なんでしょう。踏み込めない自分にいらだちながらも少しづつ何かを学び、掴んでいくのかもしれない。若いっていうのはその過程なのかもしれない。劇中の幼馴染の友は演奏会を見に行って登校してきたのだと思う。ただそれだけのことなんだけどスゴーク身に染みた映画でした。



静岡新聞「親鸞」の絵
だいぶ間が空いた親鸞の絵だけどこの2枚はきにいっている。原画が見たい。山口晃っていう画家は近くて遠い。烏帽子を被った老人のスケッチは男の苦悩が見えてきます。町屋の断面のアイソメはユーモラスに精緻に画いていて観ていて楽しくなります。

  


Posted by 新茶 at 08:24Comments(0)