2012年12月08日

リップクリーム


今日の静岡新聞junior journalです。
今読んでいるのは都々逸の三亀松の人生を描いたものです。もう時期に終わります。すごいんだぞ三亀松は。でも今日はこの新聞のコラムから。

 コンビニで見つけた君の
 リップクリーム
 つけたら君と同じ唇  (中3・女子)

まず最初に自分勝手な自分の秘めやかな回想からニカって笑みを漏らしてしまうかもしれませんが、しかし作者は女子なんだよね。面白いですね。多分男子だと思ってしまうところ。つまらないところでもいいから繋がれるんじゃないかと思いこむ愚かだけれど、誰にでもある苦い思い。かわいいですね。そしてこの欄の作者の桔梗先生は最後にこんな風にまとめています。
 性的にも清張する思春期です。「リップクリーム、つける、同じ唇」ときたら頭の中がキスでいっぱいになるのも、健康な証しかもしれませんね。 
そうなんです。先生がこんな風に生徒たちをまた自分を素直に肯定して観ているところは、嬉しい限りです。いい先生ですね。

頂きものが幾つかあって、これまた嬉しい限りです。素直に喜んで、人とのつながりが、自分の鏡なんだと、人が自分を観てくれている事に有り難く感謝しています。こういうことは私の年代なら既に会得していて当たり前の事なんでしょうね。全てが奥手でご勘弁の程を。  


Posted by 新茶 at 08:39Comments(0)