2013年01月03日
今日の新聞
小説家:高橋源一郎と民俗学者:赤坂憲雄の対談である。東日本大震災と今後の行く末に対する意識の持ち用を述べている。右肩上がりを必然とする立場への警鐘というより、地に足を着けた立場から本当に出来る事をやる姿勢を取るべきだと論じている。文明の規模が縮小しても出来ることが有る。規模の大きさでなく中身の充実であり、少しのエナジーでロスの少ない仕事だったり、文化の充実だったりを言っているのだと思う。観念的ではあるが、中世の景色でありながら高度な文明や文化を持つ社会なのかって思ってみたりする。宮崎駿なのかも。短絡的とはいえなくもないが、私の理想でもある。しかし新年号の建築雑誌のA+Uや新建築を観ていると、もっと違う世界を建築家達は描いている。これもまた素晴らしい世界である。想像を創造するってすごいですね。
Posted by 新茶 at
21:30
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