2013年01月05日

初詣

初詣に京都に行ってきた。角屋や河井寛次郎記念館に行きたかったけど開いていないので、又の機会とする。楽しみを残して置くのだ。好きなものを残して置くタイプではないけどね。



 
商売繁盛祈願で、鳥居が溢れる景色。この写真は行きと帰りの鳥居の外。おキツネさんも多くのお願いを聞くのは苦労で、かきいれどきはサゾカシお疲れでしょう。



本殿脇に能舞台があったので、K2さんに撮ってもらったけど撮影禁止らしいよ。すいません!でもこの舞台は観覧席を設置するのが難しいね。奉納の舞が多いんだろうね。舞殿ですね。



念願の細見美術館に行ってきました。この写真は中から外に向いてます。中庭と外部がユルーク繋がっています。
展示は琳派です。小品でもすごい作品ばかりです。宗達はさすがに完璧です。秀作ばかりで心がふわふわしてしまいました。抱一系は蔓の描写に惹かれます。



中庭の壁。大きな中庭で高さもあります。柔らかい壁で、気持ちがいいです。各展示室も又外部階段とユルーク繋がっている。出来れば上のほうでお茶を頂いてみたいです。



平安神宮でも参拝をしてきました。二礼二拍手一礼をしていると、何を祈ったのか忘れてしまいます。何時も笑顔のK2さんとおかぴーさんです。



わが浄土宗の本山知恩院の山門です。でかい!中備(ナカゾナエ)まで組み物で埋まっています。頭貫の上に台輪が載っています。禅宗様式?大規模木造と高低差のある石段が作るモノトーンの景色が無言にさせ、心が引き締まります。



八坂神社の山門の階段です。調子に乗ってるK2さんとおかぴーさんです。この後、祇園をぶらぶら歩いて、そして四条の延々と続く地下道をくたくたになった足(ハイキングだったのを忘れていた)を引きずりながら地下鉄に乗って京都駅に着いて東海道線に乗りました。今回も定番の駅下で売っている鯖寿司が駅弁替わりでもあり、我が家への土産でもありました。

18キップでも誰かが居れば、距離は近くなるし、本や音楽を携えていれば、いつの間にか時間は過ぎ去るものです。

PS
「殺戮ガール」七尾与史:著 をこの旅で読み終わった。とんでもない殺人の連続だけれども、この異常な精神の構造を他の行動と読みかえれば、誰にも巣食っている欲望なのかもしれない。ブラック・ユーモアは何かの隠喩です。  


Posted by 新茶 at 10:29Comments(1)