2011年04月11日

昨日買った一輪挿しです。くちが少し広いとね。名残の薮椿(汚れていても「最後まで咲くよ」って言ってます。挫けないけどきっぱりしています)。はなし変わって本です。湊かなえ「告白」宮部みゆき「小暮写真館」を読み終わりました。方やインパクト、方やジワーです。両方に共通する事は現代の狂気(賢いけど歪んでる子供たち)です。宮部には狂気も使いようみたいなところがあって、何処かに思いやりや健気さが潜んでいるんだよね。救いはそこだね。上手くいえないくせにダラダラ書くな!て。そんで今は太宰治の「津軽」ほんとうに上手いし、典雅だし、文学的だし、ワザとヘタウマなんだけどワザとさが見えない位上手い。この文体を使いこなせた人は太宰治だけでしょう。ダラダラの自称詩人でした。  


Posted by 新茶 at 15:07Comments(3)