2011年04月09日

今日9日アートな日

写真は下から見て欲しい。柚木の護国寺でやっていたart & craft 手作り市に行って来ました。それは、また芸術新潮ですが、大谷製陶のなべ皿が載っていたので、欲しくて大谷製陶のHPに行ったら、手作り市に出品していたということですが、今年は出品していない(注文殺到でそれどころではないらしい)が、手作り市に面白そうなのが有りそうなので行ってみる事にしました。朝から雨、急拵えのテントで店はかわいそうだった。その中でこの小さなテントが目に付きました。ほんの小さな栗の木の器と苔(ミニ盆栽?)を売っていた店です。商品と店のサイズと屈んでいる若い大将のコントラストが(上手く言えないけど)胸を打ったから写真を撮らせていただきました。嘉手納重広さんでした。その上はTOMURA MIKAさんの店。以前チューリッヒに居たという陶芸家です。気に入った花入れがあったので買ってきました。直線と黒のものって大村剛さんのも僕の所にあるんだよね。内田鋼一さんのは高いから無い。その上はお昼。スコーン、ローストビーフ、豆、ペンネでした。で午後はハンス・コパー展、西洋の陶芸は表現主義という生易しいものではなくて、表現そのもので、表現しなければいけないんだということを「これでもか」と表現するんだ(これを表現主義)と思いました。でもハンス・コパーはなにか此方にシンクロさせる、太古の朽ちた情熱(これもまたうまくいえない)みたいなものを感じました。触りたいですね。まだ書き足りないかな。・・・いいにする。  


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2011年04月06日

地の神2

蛭ケ谷の調査の時の写真で、ある家の地の神さんです。苔のつき具合、シンプルさ、このギリギリの上下のバランスには恐れ入りました。ホゾで組んであるだろうけど。石の加工具合もいい。相良地方には藁の地の神が多くあるんだけど、この家は石でした。屋敷の裏山の中腹の戌亥の方角に祀られていましたが、南を向いて拝むんです。その家その家でいろいろあるんだね。この家のホトトギスをもらってきました。少し増えてきました。  


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2011年04月05日

日本の儀式

上二枚は、二年ほど前の岡部のかみころばしの写真です。装束から背景までが一つ決まりごとで成立していると、共通のイメージが出来るので美しさは喚起出来てしまう様な気がする。邪魔なものが少ないからかな。抽象的に成立するって日本特有かな?下はお寺の庫裡の地鎮祭に住職さんの息子さんが笙を吹いたので撮りました。中世の音色、素晴らしかった!  


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2011年04月03日

ロマネスク

下のは模型、上は現実、我が家の地の神です。模範は川崎毅のロマネスクキューブです。川崎毅は陶芸家(彫刻家)で、イタリアの中世の街並みを作っていました。そこで、我が家に途絶えていた地の神をコンクリートで作りました。中で光っているのは上部に空けたトップライトからの光です。ロマネスクの闇は日本の地の神とシンクロするように思えるのです。芸術新潮の2月号に白井晟一の西洋に対する身の置き方のようなことが載っていました。私自身はサラリとさわりだけの似非ロマネスクを眺めて過ごします。  


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2011年04月01日

早い!

早速駅南の中山コーヒー店に行って来ました。今日金曜日は休みでした。とにかく焙煎した豆を買ってミルで挽いて濾紙で漉して飲んで見てください。こんなに深いもんだと思い知らされます。僕はダークローストです。店主はこの店を作るにあたって私の事務所で図面を書き、模型を作って店を作りました。工事もまるでセルフエイドでした。岡出山の店、駅南の店の二軒ともなんともいえない味のある作りでしょ。至福の時間がお望みなら抹茶を点てるか、2軒のどちらかのコーヒーを点てるか、です。この親子家族はずっと昔からスローライフをやってました。今の時代のキーワードは時間です。  


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